ここでは簡単に使えるマクロをいくつか紹介します。
基本的には全てコピペして使用できるので、マクロを構い始めたばかりの方は
まずはこの辺りから試してみるのはいかがでしょうか?
1. 今日の日付を自動で入力するマクロ
Sub 今日の日付を入力()
Range("A1").Value = Date
End Sub
▶ ポイント
- 「A1セル」に**今日の日付(西暦)**を自動で表示します
- 毎日使う表や報告書での入力を時短できます
2. 指定範囲のデータを一括でクリア(初期化)
Sub データをクリア()
Range("B2:D20").ClearContents
End Sub
▶ ポイント
- 指定した範囲の中身(値)だけを消すマクロです
- 罫線や色はそのままなので、ひな形を再利用できます
同じ書式を使用して書類を作成される際に以前入力していた文字を一括で消すことができるので
誤字の防止にもなりますね。
このマクロをフォームコントロールのボタンに登録させることでボタンひとつで
文字を消すことが可能になります。
フォームコントロールの使い方はこちらをご覧ください。
➔フォームコントロールのボタンでマクロをワンクリック実行!
3. よく使うテンプレートをコピー&貼り付け
vSub 定型表コピー()
Range("A1:F10").Copy
Range("A20").PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
End Sub
▶ ポイント
- A1〜F10のデータを、A20〜に値のみで貼り付けます
- 何度も同じ表を使う作業にぴったりです
4. アクティブなシートをPDFで自動保存
Sub シートをPDFで保存()
ActiveSheet.ExportAsFixedFormat _
Type:=xlTypePDF, _
Filename:=ThisWorkbook.Path & "\書類_" & Format(Date, "yyyymmdd") & ".pdf"
End Sub
▶ ポイント
現在のシートを、ファイル名に日付をつけてPDF化&保存します
保存先は「このファイルと同じフォルダ」です
書類名は「書類_20250509.pdf」のようになります
まずは一つずつ実行してみて、
「こういうの、自分の作業に使えそう!」と思えるマクロが見つかったら、どんどん応用していきましょう。
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